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【令和6年度上期】電験三種(第三種電気主任技術者試験)の問題と解答・解説

令和6年度上期(2024年8月18日実施)の電験三種、理論・電力・機械・法規の全問題と正解・解説です。問題は電気技術者試験センターが公表したものを掲載し、解説は当サイトで作成しています。

科目:理論 / 電力 / 機械 / 法規

理論(A問題14問・B問題4問)

理論を本番形式で解く →

理論 問1 図1に示すような,空気を含む二つの誘電体からなる平行平板電極がある。

理論 問1の問題
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正解:(5)

直列に重なった誘電体では電束密度が等しく、電界は誘電率に反比例します。空気(比誘電率1)の電界は固体(比誘電率6)の6倍になり、同じ電位差ごとの等電位面の間隔は空気側で狭く(密に)、固体側で広く(疎に)なります。上側の空気部分が密な(5)です。

理論 問2 空気中に孤立した半径a[m]の導体球に帯電できる最大の電荷の値[C]として,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

理論 問2の問題
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正解:(4)

導体球の表面の電界は E=Q/(4πε₀a²) で、これが絶縁耐力 E_m を超えると放電します。最大の電荷は Q=4πε₀a²E_m です。

理論 問3 磁気に関する量とその単位記号(SI基本単位及び組立単位による表し方)の組合せとして,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

理論 問3の問題
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正解:(2)

磁束の単位ウェーバ [Wb] は V·s と表します。「V/s」とした(2)が誤りです。

理論 問4 図のように,A,B2本の平行な直線導体があり,導体Aには1.2Aの,導体Bにはそれと反対方向に3Aの電流が流れている。

理論 問4の問題
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正解:(2)

点 P は導体 A の外側にあり、逆向きの電流がつくる磁界は P で逆向きになります。1.2/(2π×0.3)=3/{2π(0.3+l)} とおくと 0.3+l=0.75、l=0.45 m です。

理論 問5 二つの直流電源と抵抗からなる回路で,中央の抵抗R=10Ωで消費される電力の値。

理論 問5の問題
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正解:(1)

左の節点の電位を V₁、右を V₂ とすると、(60−V₁)/40=V₁/40+(V₁−V₂)/10、(80−V₂)/60=V₂/60+(V₂−V₁)/10。整理すると 6V₁−4V₂=60、8V₂−6V₁=80 で、V₂=35 V、V₁≒33.3 V。R の電圧は約 1.67 V、電力は 1.67²÷10≒0.28 W です。

理論 問6 3V・4V・9Vの直流電源と抵抗からなる回路で,抵抗R[Ω]に0.3Aが流れているときのRの値。

理論 問6の問題
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正解:(1)

下側を 0 V とし、6 Ω の右の節点の電位を X とします。上の枝は X+3−0.3R=0、下の枝の電流は I₂=X+4(1 Ω)、9 V の枝では X=9−6(0.3+I₂)。代入すると X=−2.4 V、I₂=1.6 A で、R=(−2.4+3)÷0.3=2.0 Ω です。

理論 問7 起電力E[V]・内部抵抗r[Ω]の電池に抵抗R1と可変抵抗R2を並列につないだとき,R2の消費電力が最大となるR2の値。

理論 問7の問題
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正解:(3)

R₂ から見た電源側を等価電源(テブナンの定理)に置き換えると、内部抵抗は r と R₁ の並列 rR₁/(r+R₁) になります。負荷の消費電力が最大になるのは、負荷抵抗が内部抵抗と等しいときなので、R₂=rR₁/(r+R₁) です。

理論 問8 図のように,二つのLC直列共振回路A,Bがあり,それぞれの共振周波数がfA[Hz],fB[Hz]である。

理論 問8の問題
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正解:(3)

f_A=1/(2π√(LC))、f_B=1/(2π√(2LC))。直列にすると合成は 3L と C/2 なので f_AB=1/(2π√(1.5LC))。√ の中が小さいほど周波数は高いので、f_B<f_AB<f_A です。

理論 問9 次式に示す電圧e[V]及び電流i[A]による電力の値[kW]として,最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

理論 問9の問題
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正解:(2)

電力は同じ周波数の成分どうしで求めます。基本波は ½×100×20×cos(π/6)≒866 W、第3調波は電圧と電流の位相差が π/3 なので ½×50×10√3×cos(π/3)≒217 W。合計は約 1 083 W≒1.08 kW です。

理論 問10 抵抗・コイル・コンデンサからなる回路のスイッチSをt=0sで閉じたときの電流iSの波形。

理論 問10の問題
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正解:(3)

閉じる前は定常状態で、コンデンサは 1 V に充電され電流は0です。閉じると左側では 1 Ω・1 H を通る電流が0から 1 A へ増え(1−e^(−t))、右側ではコンデンサが 1 Ω を通して放電し(e^(−t/2)、初期値 1 A)、どちらもスイッチを同じ向きに流れます。i_S=1−e^(−t)+e^(−t/2) は 1 A から一度増えて 1 A に戻るので(3)です。

理論 問11 バイポーラトランジスタと電界効果トランジスタ(FET)に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

理論 問11の問題
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正解:(4)

バイポーラトランジスタはベース電流でコレクタ電流を制御する電流制御素子、FETはゲート電圧でドレーン電流を制御する電圧制御素子です。逆に書いた(4)が誤りです。

理論 問12 真空中に置かれた平行電極板間に,直流電圧V[V]を加えて平等電界E[V/m]を作り,この陰極板に電子を置いた場合,初速零で出発した電子が陽極板に到達したときの速さは,v[m/s]となった。

理論 問12の問題
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正解:(2)

電子が電位差 V で加速されて得るエネルギーは eV なので、½mv²=eV。これを解くと v=√(2eV/m) です。

理論 問13 図1は,静電容量C[F]のコンデンサとコイルからなる共振回路の等価回路である。

理論 問13の問題
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正解:(3)

r+jωL の直列回路をアドミタンスにすると 1/(r+jωL)=(r−jωL)/(r²+ω²L²)。r≪ωL なら実部は r/(ωL)² になるので、並列の等価抵抗は R_p=(ωL)²/r です。

理論 問14 電気計器に関する記述として,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

理論 問14の問題
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正解:(3)

ホイートストンブリッジは平衡条件を使って抵抗を精密に測定できます。(3)が正しい記述です。クランプメータは往復の電線を両方挟むと磁界が打ち消し合うので1本だけを挟みます((1)の理由づけが誤り)。電子電圧計は内部抵抗が大きく、接地抵抗計と絶縁抵抗計の説明は入れ替わっています。

理論 問15 図の交流回路において,回路素子は,インダクタンスLのコイル又は静電容量Cのコンデンサである。

理論 問15の問題
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(a) 正解:(4)

i=−50cos(1 000t)=50sin(1 000t−π/2) で、電流が電圧より π/2 遅れているのでコイルです。リアクタンスは 500÷50=10 Ω=ωL、L=10÷1 000=10 mH です。

(b) 正解:(3)

コイルのエネルギーは電流が最大のときに最大で、W_max=½LI_m²=½×0.01×50²=12.5 J です。

理論 問16 直流電流の測定範囲の拡大について,次の(a)及び(b)の問に答えよ。

理論 問16の問題
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(a) 正解:(4)

並列の電流計は、指示値の比(90:40:35)で電流を分け合います。最大目盛に対する余裕は、Ⅰが 100/90≒1.11 倍、Ⅱが 1.25 倍、Ⅲが 1.43 倍で、最も小さいⅠで決まります。測れる最大電流は (90+40+35)×100/90≒183 A です。

(b) 正解:(5)

電流は 90:40:35 の比で分かれるので、Ⅰ=150×90/165≒81.8 A、Ⅱ=150×40/165≒36.4 A、Ⅲ=150×35/165≒31.8 A です。

理論 問17 図1の端子a−d間の合成静電容量を,Δ−Y変換を使って求める問題。 (選択問題)

理論 問17の問題
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(a) 正解:(5)

コンデンサのΔ−Y変換では、等しい容量 C_Δ のΔは C_Y=3C_Δ のYと等価です(抵抗の場合の逆)。C=3×3=9.0 μF です。

(b) 正解:(3)

変換後、a から中心点までは「9 μF と 9 μF の直列(4.5 μF)」と「18 μF と 9 μF の直列(6 μF)」の並列で 10.5 μF。これに中心点−d 間の 9 μF が直列なので、C₀=10.5×9÷19.5≒4.8 μF です。

理論 問18 無線通信で行われるアナログ変調・復調に関する記述について,次の(a)及び(b)の問に答えよ。 (選択問題)

理論 問18の問題
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(a) 正解:(2)

送信側では信号波より高い周波数の搬送波に信号波を含ませて送り、受信側で信号波の成分だけを取り出します。正弦波の搬送波を用いる基本的な変調方式が AM・FM・PM で、もとの信号波を取り出す操作を復調または検波といいます。

(b) 正解:(5)

図1はトランジスタのベースに信号波の電圧を加える振幅変調回路で、v₁ が搬送波(図2(c))、v₂ が信号波(図2(a))、v₃ が被変調波(図2(b))です。変調率は包絡線の最大値と最小値から (8−4)÷(8+4)≒0.33、約 33 %です。

電力(A問題14問・B問題3問)

電力を本番形式で解く →

電力 問1 水力発電所に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

電力 問1の問題
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正解:(3)

ペルトン水車を急停止するときは、まずデフレクタで噴流をそらしてランナに当たらないようにし、ニードル弁はゆっくり閉じます。ニードル弁で噴流を急に止めると水圧管に水撃作用が起きるため、(3)が誤りです。

電力 問2 総落差200m,ポンプ水車・発電電動機1台よりなる揚水発電所がある。

電力 問2の問題
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正解:(4)

揚水時の全揚程は 200×(1+0.025)=205 m、電動機入力は 9.8×100×205÷(0.85×0.98)≒241 MW。発電時の有効落差は 200×(1−0.025)=195 m、発電機出力は 9.8×100×195×0.85×0.98≒159 MW です。

電力 問3 一般的な排熱回収方式のガスタービンコンバインドサイクル発電を,同一出力の汽力発電と比較した記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

電力 問3の問題
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正解:(4)

ガスタービンは吸い込む空気の密度で出力が変わるため、コンバインドサイクル発電は外気温の影響を大きく受けます(夏は出力が下がる)。「影響が小さい」とした(4)が誤りです。

電力 問4 1gのウラン235が核分裂し,0.09%の質量欠損が生じたとき,発生するエネルギーを石炭に換算した値[kg]として,最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

電力 問4の問題
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正解:(4)

質量欠損は 1×10⁻³×0.000 9=9×10⁻⁷ kg、エネルギーは E=mc²=9×10⁻⁷×(3×10⁸)²=8.1×10¹⁰ J=8.1×10⁷ kJ。石炭に換算すると 8.1×10⁷÷25 000≒3 200 kg です。

電力 問5 燃料電池の原理と特徴に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

電力 問5の問題
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正解:(1)

燃料電池は、水素と酸素の化学反応から直接直流電力を発生させます。交流にするにはインバータが必要なので、「交流電力を発生する」とした(1)が誤りです。

電力 問6 次の文章は,ガス絶縁開閉装置(GIS)に関する記述である。

電力 問6の問題
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正解:(2)

GIS は、金属容器に遮断器・断路器・母線などを収め、絶縁耐力と消弧能力に優れた SF₆ ガスを充填したもので、充電部を支えるスペーサにはエポキシ樹脂が使われます。大気中の汚染物質の影響を受けないので信頼性が高い一方、内部事故時は容器を開けて修理するため復旧時間が長くなります。

電力 問7 配電線路の電圧維持に有効な対策として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

電力 問7の問題
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正解:(4)

配電線のこう長を延長すると、線路インピーダンスが増えて電圧降下が大きくなります。電圧維持には逆効果なので、(4)が誤りです。

電力 問8 架空送電線の振動の特徴と対策に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

電力 問8の問題
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正解:(3)

ギャロッピングは、非対称な氷雪の付着で揚力が生じて起こる大きな振動で、断面積の大きい多導体ほど発生しやすくなります。「多導体では発生しにくい」とした(3)が誤りです。

電力 問9 電力系統に現れる過電圧(異常電圧)はその発生原因により,外部過電圧と内部過電圧とに分類される。

電力 問9の問題
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正解:(1)

絶縁協調は、過電圧の大きさそのものを下げることではなく、避雷器などの保護装置と機器の絶縁強度を組み合わせて、全体として安全で経済的な絶縁設計を行うことです。(1)が誤りです。

電力 問10 次の文章は,マーレーループ法に関する記述である。

電力 問10の問題
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正解:(4)

マーレーループ法はホイートストンブリッジの原理を使います。故障したケーブルAと健全なケーブルBの導体どうしを末端で接続すると、ループの長さは 2L で、平衡条件 a/(1 000−a)=x/(2L−x) から x=2La/1 000=aL/500。故障点の地絡抵抗が十分低いことが精度よく標定する条件です。

電力 問11 送配電方式として広く採用されている交流三相方式に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

電力 問11の問題
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正解:(2)

同じ線間電圧・電力・距離・損失で送電するとき、三相3線式に必要な電線の総重量は単相2線式の 3/4 で済みます。「同等である」とした(2)が誤りです。

電力 問12 図のように高低差のない支持点A,Bで,径間長Sの架空送電線において,架線の水平張力Tを調整してたるみDを10%小さくし,電線地上高を高くしたい。

電力 問12の問題
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正解:(4)

たるみは D=WS²/(8T) で、張力 T に反比例します。たるみを 0.9 倍にするには、張力を T/0.9 にします。

電力 問13 こう長20kmの三相3線式2回線の送電線路がある。

電力 問13の問題
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正解:(4)

2回線で1回線あたり 3 300 kW を送ります。線電流は 3 300×10³÷(√3×33 000×0.9)≒64.2 A。2回線の損失 6×I²R≦6 600×0.05=330 kW より R≦13.36 Ω。R=(1/35)×20 000/A なので A≧571.4÷13.36≒42.8 mm² です。

電力 問14 電気絶縁材料に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

電力 問14の問題
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正解:(1)

気体絶縁材料は、液体や固体に比べて誘電率が低いので、固体内部のボイド(空隙)では電界が強くなります。電界が高まる理由は誘電率が低いためで、「電気抵抗率が低い」という部分が誤りなので(1)が誤りです。

電力 問15 水車の種類・回転速度と比速度の関係(有効落差200m,出力85000kW,比速度100m·kW)。

電力 問15の問題
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(a) 正解:(4)

比速度の式 n_s=n·P^½/H^(5/4) から n=n_s·H^(5/4)/P^½=100×200^1.25÷85 000^0.5≒258 min⁻¹。比速度 100 m·kW、落差 200 m はフランシス水車の適用範囲です。

(b) 正解:(5)

50 Hz で 258 min⁻¹ に近い同期速度は、24極の 250 min⁻¹(26極は 231、28極は 214)。このときの比速度は 250×85 000^0.5÷200^1.25≒97 m·kW です。

電力 問16 定格容量80MV・A,一次側定格電圧33kV,二次側定格電圧11kV,百分率インピーダンス18.3%(定格容量ベース)の三相変圧器TAがある。

電力 問16の問題
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(a) 正解:(5)

変圧器と電源の百分率インピーダンスの合計は 18.3+1.5=19.8 %(80 MV·A基準)。二次側の定格電流は 80×10⁶÷(√3×11 000)≒4 200 A、短絡電流は 4 200×100÷19.8≒21.2 kA。これを遮断できる定格遮断電流として 25 kA を選びます。

(b) 正解:(3)

T_B の百分率インピーダンスを 80 MV·A 基準に直すと 12.0×80/50=19.2 %。並列の負荷分担はインピーダンスに反比例するので、T_A の分担は 40×19.2÷(18.3+19.2)≒20.5 MW です。

電力 問17 図のような系統構成の三相3線式配電線路があり,開閉器Sは開いた状態にある。

電力 問17の問題
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(a) 正解:(4)

S が開いているので、C 点へは A−D−C を通って電気が届きます。A−D 間(2.0 km、0.4 Ω)には D と C の負荷 90 A、D−C 間(1.5 km、0.3 Ω)には 30 A が流れます。電圧降下は √3×(90×0.4+30×0.3)=√3×45≒77.9 V です。

(b) 正解:(2)

S を閉じるとループになります。A−B 間の電流を x とすると、B−C 間は x−40、C−D 間は x−70、D−A 間は x−130(向きは D→A)。ループの電圧の和を0とおくと 1.5x+1.5(x−40)+1.5(x−70)+2.0(x−130)=0、x≒65.4 A。S を流れる電流は i=x−40≒25.4 A です。

機械(A問題14問・B問題4問)

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機械 問1 次の文章は,直流機に関する記述である。

機械 問1の問題
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正解:(5)

ブラシと整流子を使う直流機では、界磁巻線に直流を流し、電機子を回転子とします。電機子反作用で電気的中性軸の位置が変わり、ブラシと整流子片の間に火花が生じて整流子片を損傷するおそれがあります。対策として補償巻線と補極があり、小形機では補極が一般的です。

機械 問2 電機子回路の抵抗0.20Ωの直流他励電動機で,入力電圧が110Vから80Vに変わったときの回転速度。

機械 問2の問題
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正解:(2)

逆起電力は、はじめ 110−50×0.20=100 V、あとで 80−50×0.20=70 V。励磁一定なので回転速度は逆起電力に比例し、1 200×70÷100=840 min⁻¹ です。

機械 問3 次の文章は,三相の誘導機に関する記述である。

機械 問3の問題
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正解:(3)

固定子の励磁電流による回転磁界と回転子の相対速度で回転子に電圧が生じます。巻線形ではスリップリングとブラシで回転子回路を外に引き出して二次抵抗を調整します。1>s>0 では電動機、同期速度より速く回る(s<0)と発電機になります。

機械 問4 V/f一定制御インバータで駆動されている6極の誘導電動機がある。

機械 問4の問題
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正解:(3)

同期速度は 120×66÷6=1 320 min⁻¹、滑り 5 %なので回転速度は 1 320×0.95=1 254 min⁻¹ です。

機械 問5 回転界磁形同期電動機が停止している状態で,固定子巻線に対称三相交流電圧を印加すると回転磁界が生じる。

機械 問5の問題
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正解:(2)

同期電動機は、回転子の磁極面に制動巻線を施し、かご形誘導電動機と同じ原理の誘導トルクで起動します。起動時は高電圧の誘導による絶縁破壊を防ぐため界磁巻線を抵抗で短絡し、同期速度に近づいたら短絡を外して直流で励磁すると同期速度に引き込まれます。

機械 問6 線間電圧360V,電機子電流20A,力率1.0で運転されている三相同期電動機の一相の誘導起電力。

機械 問6の問題
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正解:(3)

相電圧は 360/√3≒207.8 V。力率1なので電流は相電圧と同相で、同期リアクタンスの電圧降下 6×20=120 V はこれと直角になります。E=√(207.8²+120²)≒240 V です。

機械 問7 次の文章は,一般的な電気機器(変圧器,直流機,誘導機,同期機)の共通点に関する記述である。

機械 問7の問題
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正解:(5)

a:磁束・電源電圧一定で回転速度によってトルクが変わるのは直流機と誘導機。b:一次巻線に負荷電流と励磁電流を重ねて流し、等価回路が似ているのは誘導機と変圧器。c:負荷電流が電機子巻線を流れ、界磁磁束と電機子反作用磁束の合成に比例する起電力が出るのは直流機と同期機です。

機械 問8 次の文章は,単相変圧器の簡易等価回路に関する記述である。

機械 問8の問題
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正解:(4)

二次側の量を一次側に換算すると、電圧は a 倍、電流は 1/a 倍、抵抗・リアクタンス・インピーダンスはいずれも a² 倍になります(電力が変わらないように換算するため)。

機械 問9 単相変圧器の一次側に電流計,電圧計及び電力計を接続して,二次側を短絡し,一次側に定格周波数の電圧を供給し,電流計が40Aを示すよう一次側の電圧を調整したところ,電圧計は80V,電力計は1200Wを示した。

機械 問9の問題
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正解:(2)

短絡試験のインピーダンスは Z=80÷40=2.00 Ω、抵抗は R=1 200÷40²=0.75 Ω。漏れリアクタンスは X=√(2.00²−0.75²)≒1.85 Ω です。

機械 問10 次の文章は,単相半波ダイオード整流回路に関する記述である。

機械 問10の問題
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正解:(3)

スイッチ S を開いた(環流ダイオードなし)場合、リアクトルの作用で電流は電源電圧が負になってもしばらく流れ続け、負荷電圧には負の部分が現れます(波形1・波形5)。S を閉じて環流ダイオードをつなぐと、負の電圧はダイオードで短絡されて負荷電圧は波形2になり、電流はダイオードを通って流れ続けるので通電期間は長くなります。

機械 問11 巻上機によって質量1200kgの物体を0.3m/sの一定速度で巻き上げているときの電動機出力[kW]の値として,最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

機械 問11の問題
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正解:(3)

物体を巻き上げる仕事率は mgv=1 200×9.8×0.3=3 528 W。機械効率 98 %なので、電動機出力は 3 528÷0.98=3 600 W=3.6 kW です。

機械 問12 熱の伝導は電気の伝導によく似ている。

機械 問12の問題
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正解:(1)

熱回路では、電圧に温度差 θ [K]、電流に熱流 Φ [W] が対応します。熱抵抗は温度差÷熱流で [K/W]、熱容量は熱量÷温度差で [J/K] です。

機械 問13 次の文章は,自動制御に関する記述である。

機械 問13の問題
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正解:(2)

自動制御はシーケンス制御とフィードバック制御に大別されます。電磁リレーを使った有接点シーケンス制御をリレーシーケンスといい、2つのリレーが同時に働かないよう互いの b 接点を直列に入れることをインタロックといいます。時間ごとの動作状態を表した図はタイムチャートです。

機械 問14 二つのビットパターン1101と1011のビットごとの論理演算を行う。

機械 問14の問題
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正解:(5)

1101 と 1011 の排他的論理和は 0110、否定論理和は 0000、その二つの論理和は 0110。1011 と 0110 の排他的論理和は 1101 で、16進数では D です。

機械 問15 定格周波数60Hz,6極の三相巻線形誘導電動機があり,二次巻線を短絡して定格負荷で運転したときの回転速度は1170min-1である。

機械 問15の問題
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(a) 正解:(2)

6極・60 Hz の同期速度は 1 200 min⁻¹ で、定格時の滑りは (1 200−1 170)÷1 200=0.025。滑りはトルクに比例するので、80 %のトルクでは 0.025×0.8=0.02 です。

(b) 正解:(3)

比例推移により、同じトルクを出す滑りは二次抵抗に比例します。二次抵抗を 2.5 倍にすると滑りは 0.02×2.5=0.05、回転速度は 1 200×(1−0.05)=1 140 min⁻¹ です。

機械 問16 図1は,IGBTを用いた単相ブリッジ接続の電圧形インバータを示す。

機械 問16の問題
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(a) 正解:(5)

①は出力電圧が+E_d(Q₁・Q₄ にオン信号)で電流がまだ負なので、電流はダイオード D₁・D₄ を通って電源に戻ります。②は電流が正になり Q₁・Q₄ を流れます。③は出力電圧が −E_d で電流がまだ正なので D₂・D₃、④は Q₂・Q₃ を流れます。

(b) 正解:(2)

RL回路の時定数は τ=L/R=2×10⁻³÷1=0.002 s です。

機械 問17 全光束12000lm・直径30cmの均等放射の球形光源の照度・光度・輝度。 (選択問題)

機械 問17の問題
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(a) 正解:(2)

均等放射の光源の光度は I=12 000÷4π≒955 cd。直下 3 m の水平面照度は E=I/r²=955÷9≒106 lx です。

(b) 正解:(1)

光度は 955 cd。球形光源の輝度は、光度を見かけの面積(半径 0.15 m の円)で割って 955÷(π×0.15²)≒13 500 cd/m² です。

機械 問18 数の表現法について,次の(a)及び(b)の問に答えよ。 (選択問題)

機械 問18の問題
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(a) 正解:(2)

(122)_r=r²+2r+2、(42)_r=4r+2、(40)_r=4r。r²+2r+2−4r−2=4r より r²−6r=0、r=6 です。

(b) 正解:(4)

絶対値表示では −8 は符号1と 000 1000 で (1000 1000)₂、2の補数では (1111 1000)₂ です。オフセット・バイナリでは 128(1000 0000)が 0 V、0 が −5 V なので 1ステップは 5/128 V。(0111 1000)₂=120 は (120−128)×5/128=−0.3125 V です。

法規(A問題10問・B問題3問)

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法規 問1 次の文章は,「電気事業法」における事業用電気工作物の技術基準への適合に関する記述の一部である。

法規 問1の問題
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正解:(2)

電気事業法第39条・第40条では、事業用電気工作物を設置する者は技術基準に適合するように維持しなければならず、技術基準は他の物件の機能に電気的または磁気的な障害を与えないことなどを定めます。経済産業大臣は、適合していないと認めるときは修理・改造・移転、使用の一時停止を命じ、または使用を制限できます。

法規 問2 「電気関係報告規則」に基づく,事故報告に関して,受電電圧6600Vの自家用電気工作物を設置する事業場における事故事例のうち,事故報告に該当しないものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

法規 問2の問題
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正解:(4)

電気関係報告規則で破損事故の報告対象となる主要電気工作物は、電圧1万V以上の需要設備などです。6.6 kV受電の事業場で誘導電動機を誤操作で損壊しただけで、供給支障や人身・物損がない(4)は報告に該当しません。

法規 問3 「電気設備技術基準」では,「光ファイバケーブル」及び「光ファイバケーブル線路」の定義を次のように規定している。

法規 問3の問題
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正解:(3)

電気設備技術基準第1条では、光ファイバケーブルは光信号の伝送に使う伝送媒体で保護被覆で保護したもの、光ファイバケーブル線路は光ファイバケーブルとこれを支持し、または保蔵する工作物(造営物の屋内または屋側に施設するものを除く)と定義しています。

法規 問4 「電気設備技術基準の解釈」に基づく,高圧の機械器具(これに附属する高圧電線であってケーブル以外のものを含む。

法規 問4の問題
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正解:(3)

解釈第21条で、変電所等以外の場所に高圧の機械器具を施設できるのは、工場等の構内でさく・へい等を設けて表示する場合などです。周囲に「高圧用機械器具である旨の表示をする」だけで施設できるとした(3)が誤りで、人が触れるおそれがないようさく・へい等を設けることが必要です。

法規 問5 次の文章は,「発電用風力設備に関する技術基準を定める省令」に基づく風車の安全な状態の確保に関する記述である。

法規 問5の問題
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正解:(3)

発電用風力設備の技術基準では、回転速度が著しく上昇した場合や風車の制御装置の機能が著しく低下した場合に、安全かつ自動的に停止する措置を講じることとしています。また最高部の地表からの高さが 20 m を超える風力設備には、雷撃から風車を保護する措置を講じます。

法規 問6 次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく高圧架空引込線の施設に関する記述の一部である。

法規 問6の問題
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正解:(4)

解釈第117条では、高圧架空引込線の電線は引張強さ 8.01 kN以上または直径 5 mm以上の硬銅線を使った高圧絶縁電線、引下げ用高圧絶縁電線、またはケーブルとします。道路・鉄道の横断などでなければ地表上 3.5 m以上にでき、その場合ケーブル以外の電線は下方に危険である旨の表示をします。

法規 問7 次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく高圧連系時の系統連系用保護装置に関する記述である。

法規 問7の問題
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正解:(5)

解釈第229条の高圧連系(逆変換装置・逆潮流あり)では、発電電圧の異常上昇・低下を過電圧・不足電圧リレーで、系統側の短絡事故を不足電圧リレーで、地絡事故を地絡過電圧リレーで検出します。単独運転は周波数上昇・低下リレーと、転送遮断装置または単独運転検出装置で検出します。

法規 問8 次の文章は,「電気設備技術基準」における低圧の電路の絶縁性能に関する記述である。

法規 問8の問題
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正解:(3)

電気設備技術基準第58条では、低圧の電路の電線相互間および電路と大地との間の絶縁抵抗は、開閉器または過電流遮断器で区切ることのできる電路ごとに、300 V以下で対地電圧150 V以下は 0.1 MΩ、その他は 0.2 MΩ、300 Vを超えるものは 0.4 MΩ 以上とされています。

法規 問9 次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」における配線器具の施設に関する記述の一部である。

法規 問9の問題
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正解:(4)

解釈第150条では、低圧用の配線器具は充電部分が露出しないように施設し(取扱者以外が出入りできない場所を除く)、電線の接続は堅ろうかつ電気的に完全にして接続点に張力が加わらないようにし、屋外で損傷を受けるおそれがある場合は堅ろうな防護装置を施すこととしています。

法規 問10 図はある配電用変電所の送り出し遮断器Aから需要家構内の主遮断器までの電路を表したものである。

法規 問10の問題
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正解:(1)

SOG機能付PASは短絡電流を遮断できないので、構内で短絡が起きるとまず配電用変電所の遮断器 A が開路します。配電線が無電圧になったのを確認して PAS(B)が開路し(SO動作)、その後 A が再閉路して、他の需要家への送電が回復します。(1)が正しい記述です。

法規 問11 変電所から三相3線式1回線の専用配電線で受電している需要家がある。

法規 問11の問題
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(a) 正解:(3)

線電流は I=8 000÷(√3×20×0.8)≒288.7 A。電圧降下は √3×288.7×(3×0.8+5×0.6)=√3×288.7×5.4≒2 700 V なので、変電所引出口の電圧は 20+2.7≒22.7 kV です。

(b) 正解:(2)

力率 0.95 では I'=8 000÷(√3×20×0.95)≒243.1 A、sinθ≒0.312。電圧降下は √3×243.1×(3×0.95+5×0.312)≒1 857 V。比率は 1 857÷2 700≒0.688、約 68.8 %です。

法規 問12 三相3線式の高圧電路に300kW,遅れ力率0.6の三相負荷が接続されている。

法規 問12の問題
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(a) 正解:(5)

直列リアクトルはコンデンサと逆向きの電圧を受け持つので、コンデンサの端子電圧は V_C=V×X_C/(X_C−X_L)=6 600÷(1−0.06)≒7 021 V になります。

(b) 正解:(3)

改善前の無効電力は 300÷0.6×0.8=400 kvar、改善後は 300÷0.8×0.6=225 kvar なので、設備で 175 kvar を補償します。設備の出力は V²/(0.94X_C)、コンデンサ SC 自体の容量は V_C²/X_C で、設備出力の 1/0.94 倍です。175÷0.94≒186 kvar です。

法規 問13 変圧器によって高圧電路に結合されている低圧電路に施設された使用電圧100Vの金属製外箱を有する空調機がある。

法規 問13の問題
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(a) 正解:(4)

混触時に1秒以内に自動遮断する装置があるので、B種接地抵抗の上限は 600/I₁=600÷5=120 Ω。その 1/3 に維持しているので 40 Ω です。

(b) 正解:(5)

地絡時は、100 V が D種接地抵抗 R_D と B種接地抵抗 40 Ω の直列にかかり、外箱の電圧は 100×R_D/(R_D+40)。人体に流れる電流を 10 mA 以下にするには、この電圧が 0.01×6 000=60 V 以下であればよく、R_D/(R_D+40)≦0.6 より R_D≦60 Ω です。

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出典:令和6年度上期 第三種電気主任技術者試験(一般財団法人電気技術者試験センター)