ホーム > 勉強法・解説記事 > 許容電流・電流減少係数・幹線の太さの覚え方|電工2種

許容電流・電流減少係数・幹線の太さの覚え方|電工2種

電線の太さと、そこに流せる電流(許容電流)の関係は、計算問題と分岐回路の問題の両方で使います。数字を覚えてしまえば確実に点になる分野です。

よく出る許容電流(600Vビニル絶縁電線・がいし引き配線)

電線許容電流
直径1.6mm27A
直径2.0mm35A
断面積3.5mm²37A
断面積5.5mm²49A

電流減少係数

金属管などに電線をまとめて入れると熱がこもるため、許容電流に「電流減少係数」をかけます。

同じ管に入れる本数電流減少係数
3本以下0.70
4本0.63
5〜6本0.56

例:直径2.0mmの電線を4本入れたら、35×0.63≒22A。問題文に係数が書かれていることも多いので、まずは掛け算の流れを覚えましょう。

分岐回路の組合せ

配線用遮断器、電線の太さ、コンセントの組合せは、次の表が基本です。

配線用遮断器電線の太さ使えるコンセント
20A1.6mm以上20A以下
30A2.6mm(5.5mm²)以上20A以上30A以下
40A8mm²以上30A以上40A以下

「30Aの遮断器に15Aのコンセント」「20Aの遮断器に30Aのコンセント」のような組合せは不適切になります。

幹線の太さと過電流遮断器

電動機(M)と電熱器(H)がつながった幹線の問題は、次の手順で解きます。

  1. 電動機の電流の合計 IM と、電熱器の電流の合計 IH を出す
  2. 幹線の太さを決める電流 IW:IMがIH以下なら IM+IH。IMの方が大きいときは、IMが50A以下なら1.25×IM+IH、50Aを超えるなら1.1×IM+IH
  3. 過電流遮断器の定格電流を決める電流 IB:3×IM+IH と 2.5×IW の、小さい方

分岐点から過電流遮断器までの長さ

幹線から分岐して過電流遮断器を付けるとき、そこまでの電線に必要な許容電流は長さで変わります。

この分野は電工2種ドリルの「計算・設計」でくり返し出てきます。表を見ながら解いて、数字を体で覚えましょう。

あわせて読みたい

第二種電気工事士(電気工事士2種)の学科試験とは?出題数・合格ライン・試験の流れ電気工事士2種の勉強法|独学で過去問を回すコツと順番電工2種の計算問題の解き方|オームの法則・電力・電圧降下の基本